本日の様子10/30

秋深まる





今日も朝の水温が14℃でした。ここ2、3日暖かく魚もよく浮いています。昨日、ルアーのお客様の話では池の真ん中かあたりでトッププラグによく反応していたようです。
フライは桜鱒ねらいでしたらソフトハックルや20番以下のミッジューパなどが良いようです、ドナスチはマラブーに反応しているようです。
日曜日に楽しいイベントが行われました、題して「男の鉄鍋会」その様子はDown & a cross さんのブログで紹介されてます。
参加された皆さんお疲れ様でした。また次回楽しみにしています。

常連のH氏が昨日の状況とコラムを寄せて頂きました。

『釣り池をめぐる生物模様』
10月29日(月)。晴れ。朝7時半、釣りを開始。水は極めて透明。

魚達の注意が水面に向いていないようなので、フライを少し沈め、ゆっくりと引き、マーカーで当たりを取る。まもなく、マーカーが引き込まれ、最初の一匹を取り込んだ。


当り前のことであるが、釣り池には、魚が多い。これだけ多いと、餌になりそうな生き物は食い尽くされてしまって、殆どいないのではないかと、ずっと思っていた。
ある夏の日の休業日。散歩の途中で池を廻りながら、岸近くの水草の陰を詳細に眺めてみた。魚達の食欲が落ちている季節とはいえ、そこには小さな生き物達がわんさかいるではないか。
早速、熱帯魚用の目の細かいネットで掬い、ペットボトルで作ったコップに移してみた。ヨコエビ、ヤゴ、カゲロウの幼虫達がうごめいていた。
ヨコエビは体長2ミリにも満たない透明な甲殻類である。エビというよりミジンコに近い。腹に沢山あるヒレのようなものを使って背を下にして泳ぐ。
ヤゴは2種類が捕獲できた。一つは、体長1センチを超え、緑色で細長い。ピラピラした3本の尾と、ホラー映画に出てくるインベ−ダーのような両側に突き出した目を持つ。
これはイトトンボの幼虫。もう一つは体長5ミリくらい。黄色とクロの虎模様を持つずんぐりしたもの。どんな種類のトンボなのか不明である。
カゲロウの幼虫は2〜5ミリくらいの様々なサイズ。3本の尾をもった比較的細身のもの。春先に産み付けられた卵が孵化し、成長する過程であろう。
その他にヒル、小さな巻貝、ブユの幼虫なども観察された。どれもが魚たちにとっては、格好の餌であるに違いない。
しかしながら、繁茂する水草などに守られ、一度に食い尽くされることがないのであろう。


この他に、シジミ、サワガニ、おたまじゃくしなどが棲息。アサリほどの大きさにもなるシジミは、底の泥の中にいて、水中に漂う有機物の粒を濾しとって食べ、日夜、水の浄化を続けている。
水草除去のとき根についてあがってくるのを見て、食べてみたい誘惑に駆られたが、思いとどまった。サワガニやおたまじゃくしは、いずれも、池の掃除屋。


池を訪れる生物達で目に付くものは、カゲロウ、トンボ、カワゲラ、ユスリカなどの昆虫類。
ヤマアカガエルやヒキガエル、蛇などの小動物。ヤマカガシが池の面を泳いでいるのを何回か見かけた。
昆虫類は池に卵を産み付け、その幼虫は魚達の格好の餌。おたまじゃくしも、恐らく魚達の餌になっていると思われる。
餌にならないにしても、ヤゴ達にとっては良い餌になるので、その一部は間接的に魚達の餌になることは間違いない。
その他に鳥類。これはカラス、カルガモの親子、魚を狙って来る鷹などの猛禽類や鵜。オーナーによれば、鷹などの被害は殆ど問題ないが、鵜は群をなしてやってきて、大量の魚を食べてしまうので、見かけたら直ぐに追い払わなければならないとのこと。


さて釣りの方であるが、午前中は調子が良かったが、午後になって当たりが遠のいた。小さな虫が飛び始めたので、24番くらいのドライフライに変えた。直ぐに5匹ほどフッキングしたが、合わせが悪いためか、取り込みの途中で全部ばらしてしまった。結局、この日の釣果は20匹余。
2007年10月30日(火) 10:45
本日の様子10/23

魚が浮いていてルアーのトップに反応が良いようです。

白樺

ライズ

水温が14℃前後になったので魚にとって一番過ごしやすいみたいで活性も凄く良いです。ただし水生昆虫がこの時期あまり観られないのでドライフライにはいまいち反応が良くないみたいです。
11月頃になればユスリカが出始めて水面も活発になるでしょう。
今週の放流はドナスチを予定しています。

常連のH氏が昨日の状況を寄せて頂きました。
『カナダモの花』
10月22日(月)。晴れ。朝8時半、釣りを開始。水は極めて澄んでおり、魚の様子が容易に見渡せる。絶好のドライフライ日和。午後遅くなって、尾が長くて小さい茶色のカゲロウが多数飛翔。


初春から盛夏にかけて、激しい勢いで繁茂していたカナダモは、そろそろ成長を止めている。そういえば、このカナダモには一杯食わされたことがあった。

それは、晩春の頃であった。いつものように、ドライフライをキャストしてみるが、魚達は一向に興味を示さない。色々とフライを変えてみたが、やはり駄目。
しかし、魚達の動きをよく見ると、時々ライズしては、何かを食べている。さらに、目を凝らしてみるとあちこちで水の中から夥しい数の何かが、ポコッ、ポコッと浮き上がってくる。
「今日は、カゲロウだかユスリカだか分からないが、羽化が凄いな!」と見ていると、浮き上がってきた辺りに、何か粉が浮いている。不思議に思って近くに流れ着いたものを掬って観察すると、それは昆虫類の抜け殻ではなく植物。
しかも、花のような形をしている。大きさは数ミリ。ひょっとしたらと思い、家に帰って、植物図鑑を調べてみた。カナダモ(正確にはコカナダモ)の項には、「雌雄異株、日本には雄株のみが帰化。」とある。
昼間見たあれは、カナダモの雄花だったのである。以前、NHKのテレビ番組で雌雄異株の海草が受粉する仕組みを見たことがある。恐らく、カナダモもこれと同じなのであろう。
雄株から離れて浮いてきた花(当然雄花である)は、花粉を水面に撒き散らす。同時に水面にまで伸びてきた雌株の茎についた花(雌花)が水面に顔を出す。そこで、受粉が成立して種ができる。
もっとも、カナダモには雄株のみでも、茎の途中からの発芽や、底についた部分、あるいはちぎれた茎からの発根だけでも充分すぎるほどの増殖能力が備わっている。

後日、釣り上げたニジマスの口から腹一杯食べていた花の粒が溢れ出したのを見てびっくりした。マスが純植物性の餌を食べることが信じられなかったからである。
ともあれ、早速、エアロドライウイングを使って、カナダモの花に似せたフライを作成した。サイズは20から28番くらい。
この釣り場で色々と教えていただいている先輩達にこの話をすると、「実は!」と言って、それぞれ、ハックル用の羽やプラスチック発泡材を使って作った「カナダモの花フライ」を見せてくれた。
材料こそ違っても、発想はやはり同じ。ただ、このフライの問題点は、小さいこともあって、本物に似せれば似せるほど、既に浮いている本物との見分けに苦労するということ。


ところで、本日の釣果は、主にドライ系のフライを使って、5〜20匹くらい。
3匹立て続けでばらしてから、フックの先が歪んでいるのに気付いた。最近、どうも釣りが雑になってきた。反省。
2007年10月23日(火) 09:05
本日の様子 10/16

透明度が良いので魚の警戒心が強くシビアな釣りになっているようです。

赤い実

池に生えているコカナダモです。

常連のH氏が昨日の状況を寄せて頂きました。
『水草の役割』
10月15日(月)。午前中、晴れ。午後、時々雨。朝8時、釣りを開始。
魚達は岸近くまで広く分散。前日、大勢の釣り人に攻められ、また、水も極めて澄んできたためか、警戒心は、かなり強い。


水草付近にフライを強めにキャスト。その波紋に魚達は興味を示すどころか、驚いて逃げる。やっとフッキングした魚は右に左に走る。取り込むと35cm程度。釣り場によっては、尾が丸く、胸びれもないような魚が大量に混じっているところがある。
このような魚はフッキングしてもあまり抵抗せず、ずるずると寄せられる。
しかし、この池の魚はヒレピンばかりで、小さいものでも非常に元気。これは、きれいな魚しか放流しないというオーナーのこだわりもさることながら、放流した魚が健康に保たれる環境条件が整えられているため。池に大量に繁茂する水草はこのための大きな役割を担っている。

主役の座を占めるカナダモは魚達にとって、この上ないシェルター。危険を感じたときや夏の激しい日ざしからの隠れ家となるとともに、釣り人達に攻められ続けるストレスを和らげる静養の場ともなる。
水草には枯れた葉や茎を分解する微生物が繁殖し、これを食べるツリガネムシ、ワムシ、ゾウリムシなどの微小生物が繁殖する。
さらに腐った水草や微小生物を餌とするヨコエビやカゲロウの幼虫、これらを餌とするトンボの幼虫やおたまじゃくしなどが集まる。このため、群生する水草は魚たちにとって格好の餌場。


魚達の健康にとって、最も重要な要素である池の水の浄化にも、水草は極めて大きな役割を担っている。池の底に蓄積した魚の糞や死魚などは、微生物によって分解され、水草に吸収される。
カナダモがその主役である。春、水温が上がり始める頃から急激に繁茂し、初夏にはピークとなり、池のかなりの部分を覆うようになる。さらに、細い糸状の水草や緑色のにごりの原因となる数十ミクロンほどの極めて微細な藻類が急激に増殖する。
釣り人にとって最も嫌な時期である。このように、水や池底の泥中の有機物は水草という形で固定される。
いわゆるバイオマス変換である。しかし、これらの水草もそのまま放っておくと、腐敗して、再び水質汚染が起り、酸素欠乏や皮膚病など、病気蔓延の原因となる。
夏の暑い日ざしから魚を守るという要因と枯れた水草による水質汚染という要因との兼ね合いで、繁茂した水草を除去するタイミングは、結構、難しい。除去した水草はダンプカーで数十台にものぼる。極めて手間の掛かる仕事で、オーナーの苦労が偲ばれる。


こんなことを考えながら、ドライ系のフライで昼まで釣って、釣果は辛うじて二桁。


2007年10月16日(火) 09:54

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