本日の様子11/28



日向ぼっこするアユとチビ

常連のH氏が昨日の状況とコラムを寄せて頂きました。いつもありがとうございます。

『ミステリー、地面に転がる死体』
11月26日(月)。晴れ。若干、風がある。朝8時、釣りを開始。水は極めて清澄。先週の金曜日から連日、多くの釣り人に攻められたためか、魚の警戒心が強く、水面への反応は極めて鈍い。バックフロートフライしか持ってこなかったため、あれこれとサイズを変えてみる。時々、フライを見に来るが殆どがUターン。


あの日釣り上げた魚は、小さいながらも丸々と太り、銀色に輝くサクラマス。黒褐色で精悍な面構えの鼻曲がりの雄と異なり、優しい顔つきをした雌であった。ランディングネットにキープし、オーナーに連絡。以前から、カッコいいサクラマスが釣れたら写真を取りたいと言われていたためである。
ネットの中で暴れる元気なサクラマスの撮影には、時間を要した。なかなか、ポーズが定まらない。撮影の合間に、オーナーは、時々前後にネットを揺すっては酸素を取り込ませる。
撮影後にリリースされたサクラマスは、元気に泳ぎ去っていった。管理釣り場のオーナーにとって、魚は一種の商品である。しかし、この何気ない動作から、魚を単なる商品ではなく、一個の生命体として扱う優しさが感じとれた。

 一方、釣り人にとって、魚は時には食料であり、時には良き遊び相手である(彼らにとっては迷惑この上ないことであろうが)。かく言う小生も魚を食べることは嫌いではない。
しかし、この釣り場に通ううちに遊び相手をしてくれる魚達に愛着が湧いてきてしまった。だから、燻製作りに適したシーズンになっても、美味い粕漬けの作り方を教えてもらっても、どうしても先延ばしになってしまうのである。取り込んだ魚をリリースする時、つい、こんな言葉が出てしまう。
痩せた魚には、「お前、いくら飢えていたって、こんな見え透いたフライにだまされるなんて」、太った魚には、「あまり、貪欲に餌を食っていると、今度はお前が食われる羽目になるよ」、見覚えがある魚には、「いくら、リリースしてもらえるからといっても、少しは学習すれば」。


小生の好みは、見える魚を狙い、その前にフライを落として釣るサイトフィッシングである。比較的、岸近くにいる魚を狙う。食い気がありそうな魚を見つけると、キャストに適した距離を保つために前後、左右に動く。
視線はターゲットから離さない。時々、岸近くに据えられた大きな石に躓き、仰向けにひっくり返り、照れくさくて思わず辺りを見回してしまうこともある。


そこは、池に注ぎ込む小さな流れがある場所であった。この障害物は小生の頭の中にインプットされているため、この時は前方を見つつ歩いていた。突然、視界に入った光景に唖然とした。数個の死体が、地面に転がっていたのである。
中には、まだ生きて動いているものもいた。もちろん、魚のである。その前には、一人の釣り人が、熱心に竿を振っていた。思いがけない光景に頭の中が混乱していたが、ようやく、その場の状況が理解できた。
答えは簡単であった。魚篭を家か車の中に置き忘れてきたのであろう。その釣り人にとって、釣り上げた魚は、畑から大根でも収穫するように、一個の物体としてしか、見えなかったに違いない。


小生も結果的にこんなことをしてしまった経験がある。ある時、この釣り場に居候しているクロさんが、体を擦り付けて甘い声で媚びるので、つい、メロメロになってしまい、たまたま釣り上げたニジマスをプレゼントしてしまった。
クロさんは、しばらく躊躇っていたが、持ち帰るには大きすぎた。「最近、美食家になって、サクラマスしか食べない。」と言ったオーナーの言葉が思い出された。以前にプレゼントしたのは、ニジマスだったけれど、几帳面に子供達の所へ運んでいったではないか。
フライをキャストする手を止めて、しばらく様子を見ていたが、そのうち、クロさんはどこかへ行ってしまった。ニジマスは、砂や枯れ草を付けたまま、地面に転がっていた。
まだ生きていた。もう、池には戻せない。ランディングネットに入れて丁寧に洗い、早々に切り上げた。持ち帰った魚は晩御飯のおかずになった。クロさんのおこぼれである。


本日は午後になってから、ようやく水面への活性が上がってきた。10匹釣り上げ、切りがいいところで終了。14時30分であった。



2007年11月28日(水) 06:01
本日の様子11/27



水路

コナラ

ここ2,3日暖かく今朝は気温10℃水温も上昇して10℃あり魚の活性もいいようです。風が止むとライズがあちこちで始まります。
ルアーのお客さんにパターンを伺いましたところスプーンへの反応は厳しいがクランクやミノーにはまずまず反応してくれるとの事でした。フライはシンキングでの引っ張りで釣果を伸ばしているお客様がみえました。

桐生市のチョットエッチなiさんから先日の釣行雑感を寄せて頂きましたので掲載します。

11月24日   快晴

この日の天気はまさに小春日和であった。英語で言うならインディアンサマー、かつてネイティブアメリカン達が来たるべき厳しい冬に備えて毛皮をなめしたり、干し肉を作ったりする穏やかな秋の天気である。
赤城FFに来る腕自慢のアングラーたちにとっては待望の桜鱒が鼻歌を歌いながら連続でヒットできるさしずめチェリッシュサマーになるはずの日であった。朝7時よりの釣り開始の時点ではさほど釣り状況の厳しさは感じられなっかたが一時間もすると状況の厳しさを痛感するようになった。釣れないのである。桜鱒がルアーに食ってこないのである。
 釣り人は悩み、考え、自分の持つ釣りの知識を総動員させる、が釣れない。二十歳過ぎの若い娘とホテルに行き汗まみれになりながら己の持つ手練手管をすべて使い果たした後に、「おじさん、たいしたことないのね」と冷たくあしらわれたときのような気持ちになり、釣り人はさらに焦燥を深める。かなしい。
 当日の多くのアングラーはこれと似たような気分だっただろう。一回キャストして「この色でいいのか?」また一回キャストしては「ドライフライのほうが効果ありか?」などと迷路にはまり込んでいく・・・・・
AFFのお魚は学習能力が高いのか、オーナーの教育がいいのか分かりませんが、なかなか口を使ってくれません。
 午後は風がなく水面がまるでカガミ様な状況なので、マーカーが水中に引き込まれる様なアタリはほとんど無くピクピクと小さなアタリを電光石火のごとくアワセますが、なかなかフッキングしません。
 そういえば近所のJ洲やの店長が赤城FFは上級者向きのエリアなのだからたくさんは釣れないと言っていたがこの言葉を慰めに一日中ロッドを振り続けた。吸い込まれそうな青空が見れて幸福な一日だ、桜鱒がたった2匹でもその銀色に光る魚体をきれいだよ、愛いやつよのう、などとつぶやきつつ自分を納得させようとする自分。
今日はこの程度で勘弁してやるけどこの次はサクラよ!ひぃひぃ言わせたると訳のわからぬ妄想をするおかしな自分が釣り場に立っていた。
 納竿しキープした2人のサクラちゃんたちの運命は・・・・・

アスタ ルエーゴ!

iさんありがとうございましたお礼に写真をプレゼントします。。。



2007年11月27日(火) 12:02
本日の様子11/20

池の中の茶畑

池底の注水口

レギュラーサイズの桜鱒

今日はここ2,3日の冷え込みで魚の活性もいまいちのようで、ボーとしている魚が目立ちました。
ペレットをまいて観察していますと、水車に沿って池の中央の水草の周りに魚が居着いているようです。


常連のH氏が昨日の状況とコラムを寄せて頂きました。
『サワガニ』
11月19日(月)。晴れ。風、やや強し。今季一番の冷え込み。朝8時半、釣りを開始。

水は微かに濁りあり、しかし、底まで見通せる。池の周囲は木々の赤、黄色、緑など、様々。さらに、淡いエメラルドグリーンの水と、こんもりと刈り込んだ茶畑のようなカナダモの緑褐色のコントラストが美しい。


この釣り場に通い始めてから1年が経過した。初めてこの池でサワガニを見たのは今年の春のことであった。釣りの合間に何気なく岸辺に目をやると何かが動いている。
それは立派なはさみを持ったサワガニであった。ご存知のようにサワガニはきれいな水に棲み、酸素欠乏などに非常に弱い。今更ながら、この池の水質の良さに感心した。


サワガニといえば忘れられない出来事がある。それは小生がまだ若かりし頃のこと。職場仲間の送別会の席で出されたのがサワガニのから揚げ。さすがに評判が良い店だけあってしゃれていると、皆が喜んで食べた。
その翌日、十数名の出席者全員が食中毒。一番ひどい人は夜中に救急車が来て、入院騒ぎ。これは後で聞いた話であるが、出席者の中の一人が、初めてサワガニを食べたらしく、これは珍しいと一匹を家に持ち帰り、奥さんに食べさせた。
そして、奥さんも食中毒。何でも、その時期(確か秋だった)のサワガニは体の一部に毒を持っており、調理の際にそれを取り除く必要があったらしい。しかし、まだ時期的に大丈夫と板前さんが判断してしまったとのこと。


サワガニが肺吸虫の中間宿主であることはご存知の方も多いと思う。寄生虫学者の藤田紘一郎先生によると、最近、肺吸虫の感染者が増えたという。何でも、刺身の盛り合わせなどの引き立て役として、赤色の濃いサワガニを生で飾り付けることが流行り、これをバリバリと食べてしまう人がいるらしい。
また、大好物であるサワガニを食べて肺吸虫に感染したイノシシの肉を生で、あるいは半生で食べることによって二次感染が起るとのこと。グルメを自負する人は要注意。

こんな風に書くとサワガニが大変危険な存在のようであるが、急速な環境破壊が進みつつある現在、少しばかり残された山奥の清流にひっそりと暮らす彼等に罪はない。あらゆる生き物を食い尽くさずにはおかない人間こそ、その罪を問われるべきである。合掌。


サワガニではないが、寄生虫感染に関しては、小生にも失敗談がある。メキシコ出張の時のこと。ホテルの朝食の量が多すぎたので、翌日はキャンセルし、スーパーでパンとソーセージを購入。
ソーセージの包装にはスペイン語で何か書いてあったが、小生はスペイン語が全く分からない。ホットドッグのようにパンに挟んで食べたが、レバーペーストのようで不味い。半分ほど食べて残した。


その日のこと、仕事の上であれこれと面倒を見てくれていたメキシコ在住の日本人のお医者さんと昼食を共にした。皿の上の、ひき肉を炒めたものが美味かったので、これは何ですかと聞いてみた。
すると、これはチョリソーと言って、豚肉を加工したもので生のものをスーパーなどでも売っているとのこと。
実は朝食にそれを食べました、と言ったところ、先生が「えっ!」という顔をした。チョリソーは必ず加熱して食べるもの。(多分、朝食べたソーセージの包装にはそう書いてあったのであろう。)豚肉には、怖い寄生虫がいることが多く、感染すると体の中をあちこち這い回ったあげく、目に入ると失明、脳に入ると、致命的なことになると散々脅かされた。
直ぐに薬局で駆虫薬を買っていただき、一週間、飲み続けた。帰国後も感染の有無を調べるために一ヶ月間、血液検査を受ける羽目となった。幸い、現在まで、何事もない。メキシコの先生を始め、職場の嘱託医さん、看護婦さんなど、お世話になった方々に感謝。


本日は風が強かったため、ニンフのフライを引いてみたが、目印につけた小さいフロートに魚が飛びついたので、水面に浮くバックフロートフライに変えた。日が翳り始め、寒くなってきたため、午後3時半終了。釣果は15匹。15番のフライではニジマスが多く。21番のフライでは殆どサクラマスであった。

2007年11月20日(火) 11:16

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