本日の様子 2/27



本日は、朝から風花が舞う寒い日になりました。
先日の雪の影響で水温が下がり魚が沈んでいます。
風が治まり気温が上がればハッチも見られライズも見られます。
ここ最近の桜鱒の捕食は水面を飛び出した虫に飛びついている様子が見られます。
日もだいぶのびてきました、来月から終了は午後6時になります。



常連のH氏が昨日の状況とコラムを寄せて頂きました。ありがとうございます。


『釣り人さまざま』
2月26日(火)。曇り。風は殆どなし。朝8時半、釣りを開始。水が澄んできた。


この池にかなりの頻度で通うようになってから丁度1年が経過した。
釣りの技術が上がって細い糸で大きな魚の取り込みもできるようになった一方で、段々とマンネリ化して感動が薄れてゆくのを感じるようになった。
慣れほど恐ろしいものはない。
社会保険庁の年金記載漏れ、イージス艦と漁船の衝突、輸入餃子による中毒時の不適切な対応、皆、仕事への慣れによるマンネリ化が引き起こしたトラブルであるように思われる。


この一年間、この池で季節による魚の動きの変化やフライに対する反応など、様々なことを学んできた。
その一方で、この池を訪れる釣り人の観察もさせていただいた。
フライを遠投してラインを手繰っては、同じ場所でどうしてそんなに釣れるのかと思うほど、釣り上げ続ける人。

携帯用の椅子にどっしりと腰を落ち着け、釣れても釣れなくてもいい、というように、マーカーの動きをひたすら眺める人。

池の周りを廻っては、釣れそうな魚を物色する人(小生もこれに属する)。
数人が同じ場所に固まって、てんでにルアーをキャストする若者達。魚が釣れ、「わー!大きい!」という感動の声が伝わってくると、こちらも思わず微笑んでしまう。

黙々と釣りをする人(一人では話のしようがないか)がいる一方で、対岸にまで聞こえるような大声で情報交換をする人たち。皆、それぞれ自分なりの釣りを楽しんでいる。

女性アングラーの姿も何回か見かけた。
ボーイフレンドと一緒に来てルアーを振ってみたものの、全く釣れずに拗ねてしまう若い女の子。
そして、懸命に、そのご機嫌を取る若者。気の毒になってしまった。

その一方で、釣り用ベストをさりげなく着こなす女性がいた。優雅なキャスト、魚信があったときの静かな合わせ、スムースな取り込み、手網を使わずにフライを二本の指で摘んでひょいと外すなど、見ていて惚れ惚れするような動きをする人であった。

声をかける機会はなかったが、また、いつか出会いたいものである。

一見、気難しそうな人でも、話しかけると案外気さくにヒットフライや釣りのテクニックを教えてくれる。
年季が入っている人ほど勿体をつけず、謙虚であるように見えた。

この管理釣り場は魚とだけではなく、無口ではあるが、几帳面で心優しいオーナーをはじめとする、様々な人々との出会いの場でもあった。


本日は比較的暖かく、ユスリカがかなり飛んでいた。
そこで、午前中は26番のユスリカアダルトのフライを使った。

数匹釣ったところで見切られるようになったので、28番に替えたところ、また、食うようになった。

午後は、ユスリカピューパのフライを水面直下でゆっくりと引いて誘ったところ、かなり良くアタックしてきた。
午後4時に切り上げるまでに15〜20の釣果があった。総て、綺麗なサクラマスであった。


2008年02月27日(水) 09:05
本日の様子 2/20


一昨日まで寒い日が続きましたがようやく暖かさがやってきました。
池の透明度も11月頃の状態に戻り、池の底の沈み石がはっきり見えます。
放流する桜鱒のサイズもだいぶアップしました。
春が近づいてレインボーの動きも良くなってきました。




常連のH氏が昨日の状況とコラムを寄せて頂きました。いつもありがとうございます。


『釣り楽しさ』
2月19日(火)。晴れ。やや、風あり。朝8時半、釣りを開始。かなり深いところの魚が見えるくらいまで水が澄んできた。


この管理釣り場に来る人々を眺めていると、様々な楽しみ方をしている。

釣れた魚を持ち帰って、食べる、あるいは友人に分けてあげるのが楽しみな人。

フッキングした魚とのファイトにスリルを感じる人、渓流の解禁までのつなぎとして楽しむ人。

水面や水面直下を狙い、見える魚との駆け引きを楽しむ人、あるいはそのいくつかを同時に楽しむ人などである。

小生は専ら、見える魚を狙う派なのであるが、フライを沈めて釣るときのラインの引き込みやマーカーの微妙な動きを観察する楽しさも、また捨てがたい。

フライを沈めて、ゆっくりと、あるいは素早くラインを引いて誘いながら釣る方法は、直接手元に来たり、ラインを引き込んだりすることでバイトが知れるが、何となく忙しない。

これに較べるとライン操作をしないルースニングの釣りは、のんびりと釣りを楽しめる。
この場合、ただ、ラインの引き込みを見るよりはフロートタイプのマーカーを付ける方が、バイトを検出し易いようである。

しかし、魚がフライを咥えても、そのまま下や横方向に移動しなければ魚信は出ないし、その場で直ぐにフライを吐き出したりすれば魚信は殆ど出ない。

マーカーが全く動かないのに、フライを沈めた辺りで魚が口をパクパクしているのを見て合わせると、フッキングすることがよくある。
フックが充分鋭く、吐き出そうとしても口に刺さってしまい、魚が驚いて走る場合では明確に魚信が出るが、恐らくそのようなケースは多くないであろう。

フライを沈めて長く待っているのに、全く魚信がないという場合では、魚が食わないのではなく、食っても直ぐに吐き出してしまっていることが多いようである。

それでは、魚がフライを咥えるだけで、確実に魚信が出るようなマーカーはないだろうか。
ヘラブナ釣りに使う浮きは非常に感度がよく、魚が餌を吸い込む場合や食い上げる場合は勿論、餌落ちまで分かる。

そこで、インターネットで調べてみた。フライフィッシング用の浮きマーカーが見つかった。早速、何個か購入して試してみた。

ヘラ浮きを繊細にした感じで軽く、キャストも容易である。うたい文句どおり感度は抜群である。

ただ、フッキングした魚に藻場に潜られてしまい、トップが折れた。また、キャストが未熟なためであろうが、ナローループでキャストする時に浮きとラインが接触してしまい、トップが折れた。

浮きはティペットにミニ浮きゴムで止めるが、キャストを繰り返すうちにゴムが裂けてしまい、浮きだけ飛んでいってしまうことがあった。
この点は、浮きゴムを二個付け、時々チェックすることで解消できた。

水面に出るトップの長さは、浮きの下部に接着剤などで固定した錘の調節によって行うようになっている。

しかし、重いフライに付け替えたときに沈んでしまうことがある。複数個の浮きを用意して重さが違うフライ毎に使い分ければよいのであろうが、やや手間がかかる。
いずれにしても、使い手が、この浮きの特性を熟知した上で使えば、抜群の機能を発揮することは間違いない。


次に試してみたのは、小さなフロートを複数個つけたマーカーである。フロートは少なくとも3個は欲しい。
一つ目は水面下に、二つ目はフライの重さに応じて沈んだり、浮いたりする、つまり、フライの重さの違いを吸収するもの、三つ目はいつも浮いているものである。

しかし、フローとは三つに限ることはなく、もっと少なくても、多くても良いが、小さいものを沢山付けた方が、動きが繊細で楽しい。
食い上げへのフロートの応答は魚の動作がゆっくりならば分かるという程度であろうが、下に引き込む場合では極めて鮮明である。

横に走る場合は、沈んでいるフロートの動きを見ていれば非常に分かり易い。
フナ釣りのシモリ釣り仕掛けと同じ構造であるが、フナ釣りのように底まで沈める必要はない。
問題は丁寧に扱わないと絡みやすいことで、解くのにかなりの時間を費やしてしまうことがある。

ヘラ浮きもシモリ浮きも、浮きの動きを通して見えない魚の挙動を観ることができ、非常に楽しく、心が癒される。
それでは、餌釣りと同じではないか、という人がいるかもしれない。

しかし、フライフィッシングとはいっても、ルースニングの釣りは餌が擬餌針に変わっただけで、基本的には餌釣りと全く変わらない。

むしろ、キャッチアンドリリースですれた魚が相手だけに、餌釣り以上に感度が良いマーカー、すなわち、フロートが必要なのではないだろうか。

管理釣り場の魚の数は極めて多い。特に、この池は岸近くまで魚が多い。すれているので、咥えても直ぐに吐き出してしまうようだが、感度がよい浮きを使えば、充分、釣りになる。

また、デリケートな浮きの動きを楽しむには近場の方が適している。フライフィッシングとはこうあるべきというような固定観念にとらわれずに、フレキシブルに釣りを楽しみたいものである。


本日はユスリカのラーバ、ピューパ、アダルトと総てのフライを使ってみた。
岸から数メートルの範囲で釣り、午後4時にあがるまでに10匹とちょっとの釣果であった。
殆どが丸々と肥えたサクラマスであった。ニジマスは何匹か掛けたが、皆、ティペットを切られた。



2008年02月20日(水) 09:42
本日の様子 2/5


月曜日朝の様子です、積雪15?久しぶりの雪でした。
この日は気温も上昇して魚の活性もよく皆さん楽しまれていたようです。
水草も活動し始めた様子で透明度も回復しつつあります。
ポンド周りは残雪がありますので長靴等でお越しください。



常連のH氏が昨日の状況とコラムを寄せて頂きました。いつもありがとうございます。

『深みにはまる』

2月4日(月)。晴れ。池の周りには前日に降った雪が積もっているが、陽射しが暖かく、風は殆どない。朝9時、釣りを開始。水はやや濁りがあり、表層の魚が見える程度。


落語「うどん屋」に次のようなシーンがある。夜、屋台を出しているうどん屋に酔客が絡む。若干のやりとりの後、
客:「水を一杯、くんねえ」。
うどん屋:「へい、どうぞ」。
客:「うーん、うまいなあ、いくらだい」。
うどん屋:「お代は結構です」。
客:「ふーん、ただかい、(しばらく間を置いて)、もう一杯くんねえ」。
ここで、落語を聞いていたお客さんはニヤリとする。
これを、客:「うーん、うまいなあ、ただほど安いものはないというが、もう一杯くんねえ」とやると、お客さんは笑わないのだそうである。


適度の言葉の省略と間の取り方、これが落語の話術の深みである。
ところが、時代が変わり、客層も変わった。
昔のまま話したのでは意味を分かってもらえず、笑いが取れなくなった。
そこで、お客に分かりやすいように、いろいろと説明をつける。
落語を聞かせるのか、講釈を聞かせるのか分からないような落語家も現れる。

笑いも当然、軽薄なものになる。テレビのスイッチを入れれば、わけの分からない一発芸や、大食い、おばかを売り物にするタレント達が泡沫のように浮かび上がっては、数年を経ずして消えてゆく。
茶の間には軽薄な笑い声が響く。
かつて、豊かであるが故に人生の目標を見失った欧米の若者達を、憧れせしめた東洋の叡智はどこにいってしまったのか。


この傾向は軽薄なアウトドアブームや釣りブームにも通じる。
一部の無責任なマスコミに煽られ、人々は量販店で購入したキャンプ用具や釣具を携えて山や川に殺到する。
他人の山は勿論、畑や庭に栽培している山菜や山野草まで持ち去る者も出てくる。
川原や浜辺で真夜中まで花火を打ち上げて騒ぐ。
河川で釣りをするのに鑑札が必要なことなど全く知らない俄か釣り人が、放流されたばかりの稚魚まで持ち去る。
一時の熱病のようなブームが去った後に残るものは、山菜やキノコ、渓流魚などが乱獲されて荒れはてた山野と川、そこに散らばる膨大な量のゴミである。

しかし、ブームに乗った人たちの中からも、ほんの一部ではあるが、深みにはまるものが出てくる。
フライフィッシングを例にとれば、先ず、市販のフライに飽き足りず、自分で色々と工夫して巻き始める。
サイズ、形状、ボディーやハックルの素材、色。これだけでも随分長いこと楽しめる。
多少自信がついてくると、フライについてはもちろん、ロッドの硬さがどうの、ティペットの太さがどうの、フライの流し方がどうのと講釈をするようになる。
彼がもう相当の深みにはまってきた証拠である。
さらには、細いティペットしか使わない、ドライフライしか使わない、見える魚しか狙わない、尺上の大物しか狙わない、というような、釣りスタイルへのこだわりが出てくる。
ここまで来ると、彼は、もうどっぷりと深みにはまり、抜け出せなくなっている。
さらに、名人と呼ばれるようになってくると、フックの先を折ったフライをキャストし、魚がバイトするのを見るだけで満足するようになってくる。
バイトした魚は、ほぼ、確実にフッキングさせ、取り込むことができるところまで技が進んだためである。
もう少し進むと、今度はライズリングを見るだけで満足するようになってくる。
ライズさえあれば、その状況に合ったフライを用いて、確実に釣り上げるまでに技が進んだためである。
最早、彼には自らロッドを振る必要もない。もっと進んで来ると、気象情報や、どんな川のどこにどれくらいの釣り人が入ったなどという情報に耳を傾けるだけで満足するようになる。
季節、天候、入渓者の状況などによってどんな川の、どんな場所に、どんなライズが起るか、また、フライに対して魚がどんな風に出るか、ということまで分かってしまうらしい。
どんな川の魚も、もう釣り上げたのも同然である。かくして、彼は世に稀な名人と呼ばれるようになる。

やがて、年を重ねた名人は一人山奥にこもり、自然を相手にひっそりと暮らすようになる。彼にとって、耳から入る情報も必要なくなった。
第六感で魚の総てが分かってしまうようになったらしい、と人々は噂した。
あるとき、フライフィッシングの奥義を究めたいと志す青年が深い山奥に彼を訪ね、フライフィッシングの何たるかについて教えを請うた。
ところが、フライロッドを見せても、フライを見せても、名人は何の関心も示さない。
さては、フライフィッシングそのものまで超越して、忘れ去ってしまったか。
この話を伝え聞いた世のフライマンは、彼の名を伝説の名人として一層たたえたということである。(でも、それって、単に年を取ってボケただけじゃないの?)


本日は前日の雪で水温が下がり、ユスリカのハッチは殆ど見られなかった。
そこで、ユスリカのミッジフライを用い、ティペットに小さいショットを噛ませて、沈める釣りをした。
落下直後のフライ(あるいはショットかも?)に対して魚が群がって食いついたり、沈めてまもなくラインを引き込んだりすることが多かった。
フッキング後の魚の動きはいつもより激しく、何度もフックを伸ばされた。4時に終了するまでに15匹くらい釣ったと思うが、正確には数えなかった。


2008年02月05日(火) 12:21

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