本日の様子12/25



水のほうもだいぶ落ち着いてきて、透明度も回復傾向にあるようです。
年末の放流予定12月27日、30日を予定しています。いずれの日も桜鱒を放流します。
年始の放流予定は1月3日、4日を予定しています。

常連のH氏が昨日の状況とコラムを寄せて頂きました。いつもありがとうございます。
『里親さがし』
12月24日(水)。晴れ。時々、風あり。

午前8時30分、釣りを開始。水は、若干澄んできた。

今年の春から金魚の飼育を始めた。

中学生の頃に、一時、金魚に凝った時期があった。毎日のように近くの養魚場に通っては眺めていた。

そこで養殖されていた金魚は、ランチュウ、オランダ獅子頭、東錦、ヒメダカのみであった。

ランチュウが金魚の横綱とすれば、オランダ獅子頭と東錦は大関。
金魚達は、管理しやすいように2m×3mくらいの池に親魚、稚魚など、種類別、ランク別に分けて入れられていた。


このような池が15面くらいあり、その中を愛らしい金魚たちが悠々と、あるいは、ちょこまかと泳いでいた。

眺めているうちに自分でも飼いたくなり、時々、ハネッ仔を安く分けてもらってくるようになった。

今では安価に手に入るようになっているエアーポンプでさえ、当時は高価で買えず、そのほとんどがすぐに死んでしまった。

父親が狭い庭に造ってくれた小さな池で、一度だけ、東錦の仔引きをしたことがあった。
その頃は、針子と呼ばれるほど小さい稚魚の餌となるミジンコが採取できる場所があちこちにあった。

稚魚の成長につれて、日々、増えてくる餌の量を確保するため、あちこちの池や堀を捜し歩いた。
それでも、数十匹を10cm近くまでに何とか育て上げることができた。その後、受験勉強などの関係もあり、金魚飼育はぷっつりと止めてしまった。


さて、定年を迎え、いつかは、と思っていた金魚の飼育を再開することにした。

先ずは種親の確保である。飼育するのはランチュウと東錦と決め、ネットオークションで購入することにした。
高価なランチュウについては稚魚を、値が手ごろな東錦の方は2才魚を落札した。

子引きは東錦を中心にして来年を考えていたが、思いがけないことに、購入したばかりの東錦が産卵してしまった。

稚魚の餌にするミジンコを採取できる池は、今はほとんど心当たりがない。困ったことになったと思った。

そこで、熱帯魚の稚魚の飼育に使うブラインシュリンプを使用してみることにした。
ブラインシュリンプの卵は塩水に入れてエアレーションをすると一日くらいで、極めて小さな幼生が孵化する。


これを餌として使ったところ、稚魚たちはぐんぐんと成長した。それに気を良くして、たまたま、オークションに出ていた由緒正しい血筋(?)の東錦の卵も落札して育てることにした。

最初に孵った稚魚が500匹くらい、ネットで購入した卵から孵った稚魚が800匹くらい。
孵化したばかりの時は、小さい飼育容器でも間に合ったが、大きくなってくるにつれて、容器も大きくしなければならない。

セメントを捏ねるのに使う100〜200リットル入りの浅いプラスチックのトロ舟が、飼育室内とベランダにずらりと並ぶことになった。
餌やりや水替えにも手間がかかり、魚釣りどころではなくなってしまった。


我が家に置ける飼育容器の数には限りがある。
そのため、大きくなるってきた金魚の全部を飼うことはできない。

形が悪かったり、自分が考えているイメージに合わない色の仔達は、ハネの対象となってしまう。
良い稚魚のみが血統として残される高級金魚の宿命である。困ったのはハネッ仔たちの引き取り手探しであった。

かなり密飼いして、200匹くらいを残すとしても、残りの1000匹以上は、里親を探さなければならない。


幸い、ハネた仔達を引き取ってくれる人が見つかった。幸いなことに、その人はグッピーの飼育をしていたため、小さいながらも水槽の数にはこと欠かなかった。

おまけに観賞魚の飼育にも慣れている。現在、その人のお宅の玄関と一部屋は、さながらペットショップ状態となっている。

それほど手間をかけた金魚たちも、秋になって水温が低下するにつれて動きが鈍くなり、餌やりと水替えの頻度が減ってきた。

冬篭りの季節の訪れである。かくして、小生も、また魚釣りに専念できるようになった。


来年は東錦の親魚が3才になるので、本格的な仔引きができる。
しかし、そのときに出たハネッ仔はどうしよう。やはり、里親を探さなければならないだろう。取らぬ狸の皮算用さながらに、今から頭を悩ませている小生である。


さて、本日は、かなりの冷え込みで、水面近くを泳ぐ魚が見られなかった。
仕方なく小ぶりのマラブーストリーマーを引く釣りを試してみた。

これまで良く分からなかったラインを小さく引き込む当たりの感覚は、何となく分かってきた。
しかし、合わせが弱すぎてばらしたり、強すぎて合わせ切れをしてしまったりが多かった。


3時過ぎになって、ぽつぽつとしたライズが始まり、魚の姿が見え始めた。
しかし、いつもよりも食いがデリケートで、納得が行く釣りができなかった。4時に切り上げるまでの釣果は、ようやく二桁くらい。サクラマスが大部分であった。




2008年12月25日(木) 06:55
本日の様子12/17


常連のH氏が昨日の状況とコラムを寄せて頂きました。いつもありがとうございます。

『我輩はフライである』
12月16日(晴れ)。時々、微風あり。
午前9時、釣りを開始。水はかなり濁りあり。


我輩はフライである。我輩を作ってくれたご主人は、数年前に定年を迎えた老年フライマンである。

我輩の前身はB11-Bという細身の黒いバーブレスフックである。何でも、高崎にあるFFのプロショップのオーナーであるA氏に薦められたそうで、ご主人もいたく気に入っているようである。

ご主人はそのフックにデコレーションを施して我輩を作ってくれたのである。
デコレーションといっても、至って手を抜いたもので、先ず、ボディーに黒いスレッドでぐるぐると下巻きをする。

その上にグレーのマスクラットの毛を薄くダビングしてから。その黒いスレッドをヘッドに数回巻き止めただけである。


我輩の名は「ユスリカもどき」。ご主人の命名である。と言っても、ユスリカアダルトには、勿論、見えない。

しかし、ユスリカピューパと言えばそのようにも見えるし、ユスリカラーバと言えば、そう見えないこともない。
とにかく、もどきなのである。こんな単純素朴な我輩でも、水にぬれると何となく虫っぽく見えるから、不思議である。


我輩の身長は8mmくらい、フライとしては大きくも小さくもない。ご主人は我輩を赤城FFの池で使う。

どんな使い方をするかと言うと、池を泳ぎ回るマスを見つけ出しては、フライロッドとかいう細長い棒を使って、細い糸で繋がれた我輩をその近くに投げ込む。

さらに、その糸を引っ張って自分の方に引き寄せるのである。いつも腹を空かせているマスは我輩を餌と勘違いして、追いかけてくる。

殊に、マスの中でも精悍なサクラマスが、激しく波をたてて我輩を追いかけてくる様は、まるで悪夢を見ているようであった。


初めの頃、我輩がマスに食われないようにご主人が引っ張ってくれているものと信じていた。
ところが、本当は全くその逆だったのである。それが証拠には、マスが我輩に追いつきそうになると、引く手を急に緩めるので、その瞬間にマスは我輩をぱくりと咥える。

しかし、食われてマスの口の中に入っても、ご主人は直ぐにマスを手繰り寄せ、口を開けさせ、我輩を取り出してくれる。
やれやれと思っていると、また、直ぐに違うマスの近くに放り込まれるのである。


こんなことを続けられているうちに、我輩はマスに追われるスリルが、楽しくてたまらなくなってきた。
さらに、大きく開けたマスの口の中に吸い込まれるときには、何とも言えない快感を覚えるようになってきた今日この頃である。
と、戯言(ざれごと)はこれくらいにして-----。


常連のH氏(小生ではない)は、フライを遠投して引いてくるという釣りで、次々とマスを掛ける名人である。

合わせのタイミングについて聞いてみると、ラインがスッと引き込まれたときだと言う。
小生も試してみるのだが、フライの引き方が悪いのか、それとも目が悪いのか、ラインを引き込まれる瞬間が全く分からない。

時たま釣れるのは、向こう合わせで掛かってくるマスだけである。「釣った」ではなく、「釣れた」である。


そこで、その方法は潔く諦め、小生でも何とか釣れる方法を考えざるを得なかった。


今、最も気に入っているのは、前述のような、最低限のデコレーションを施した細身のフライをマスの近くにキャストし、引く方法である。
細身のフライを使うには理由がある。軽いため、引くと水面直下を移動する。

水が澄んでいるときには、マスがフライを追ってくる様子も、口を開けて咥える様子も良く見える。

相手が精悍なサクラマスでは、水の濁りが激しく、姿が見難い場合でさえ、水面を見ていると、ジョーズのように背びれこそは見えないが、波をたててフライを追ってくるのが分かる。

サイズが大きい場合では、追い波も大きく、一層、スリリングである。
この波が大きく盛り上がったとき、あるいはライズリングのような波紋ができた瞬間が合わせどき。

心臓の鼓動が、一際、高まる瞬間である。元気なサクラマスが沢山放流されている赤城FFならでは、の楽しみ方である。ただし、心臓が弱い方はご注意を!


それにしても、この方法、ターゲットになるマスが見つからなければ、全く手も足も出ない。

そこで、釣り場につくと、先ず、マスを探すことから始まる。水面近くで活発な動きをしているサクラマスを、目を皿のようにして探す。

不幸にして、水の濁りが激しく、マスが全く見えないときには、ポツポツと起こるライズリングを頼りにする。

運良くターゲットが見つかり、フライをキャストしたら、直ぐに引く。
引く速さは、マスのフライへの追い方を見て、臨機応変に決めなければならない。

マスがフライを見つけ、活発に追ってくれば、もう掛けたも同然である。ただし、岸の近くにいるマスの場合、引いてくるうちにフライが岸際まで来てしまい、失敗することが多い。

一匹掛けたら、直ぐに次のターゲット探しに移る。

そこで一句。「FFや、池をめぐりて、ひもすがら」(ヒマ人だねェ!)。


さて、本日は、割合に暖かい日であったが、昨日の急な冷え込みの後遺症か、午前中は魚の姿が殆ど見えなかった。
仕方なく、できるだけ遠投して、ゆっくり引いてくる途中でようやく一匹をゲット。


午後になって、水温が上がってきたためか、流れの脇に見え始めた魚を目掛けてキャスト。
直ぐに食ってきた。数匹、掛けたところ、魚の姿が見えなくなってしまった。仕方なくあちこち移動、ポツポツと散発的に起こるライズを目掛けてキャスト。数匹を追加。


3時頃になって、いつもの、岸近い場所でライズが始まった。隣で釣っていた、サイトフィッシングを旨とするH氏(前述のH氏とは別人)が、ミッジサイズのフライを優雅にキャストし、これまた、優雅な誘いで、びしびし掛ける。

一方、小生のフライは全く食ってくれない。仕方なく小生もティペットを5Xから6.5Xに変え、フライを12番から、最近は殆ど使わない24番に変え、数匹をゲット。

その後、ライズが沖目に移ったため、フッキングし易いように、フライを16番に変えてキャスト、さらに数匹をゲット。
4時終了までの釣果は15匹くらい。



2008年12月17日(水) 06:11
本日の様子12/9


常連のH氏が昨日の状況とコラムを寄せて頂きました。いつもありがとうございます。

『真っ黒イワナ』
12月8日(晴れ)。時々、微風あり。午前9時、釣りを開始。
水はかなり濁りあり。

小生が初めてフライフィッシングで魚を釣ったのは、渡良瀬川支流の沢の一つであった。
当時は、まだフライフィッシングが、あまり知られていなかった。

キャストの仕方やフライタイイングを教えてくれたのは、半年くらい前(多分)にフライフィッシングを始めたばかりの職場の後輩であった。
彼は、まだキャスティングも、ろくにできない小生をその沢に連れて行き、どこでも好きなところで釣ってくださいと言って、下流に消えた。


初めて自分で巻いた怪しげなドライフライを周りの藪に引っ掛けながらもキャストし、数投目で何とか流れに乗せることができた。

もちろん、たるんだラインのメンディングなんぞ、全くできなかった。
流れきって、既に沈んでしまったフライをピックアップしようと何気なくロッドを立てたところ、ずっしりとした重みが伝わってきた。

驚いて、かなり強引に引き上げてみると22、3cmの丸々と肥えた美しいヤマメがティペットの先についていた。


しばらくして、師である後輩が小生のところまで釣り上ってきて、「釣れましたか?」と尋ねた。

当たり前のような顔をして、「うん、釣れたよ!」と答えると、まだ一匹も釣れていなかった彼は怪訝そうな顔をした。

どうせ、初心者に釣れる筈はないと思っていたに違いない。
もちろん、小生自身も、いい加減に巻いたフライでヤマメが釣れるとは全く思ってもいなかった。

釣れたヤマメを見せると、彼はようやく納得したようであった。この日の釣果は、二人合わせて、この一匹のみであった。


その後、その沢には頻繁に通った。初めのうちは、少ないながらも釣れていたが、釣り人が増えてくるに従って、次第に釣れなくなっていった。

そこで、さらに沢の上流に足を伸ばしてみることにした。上流は二股に分かれていて、左側の沢に入ってみた。
藪沢で釣りにくいが、それでも小さいのが何匹か釣れた。
全てヤマメであった。しかし、そこも、しばらく後には釣れなくなってしまった。


ある晩春の日、ふと思い出して、その沢に入ってみた。
魚の姿が全く見えない。左の藪沢にも行ってみたが、魚影が全く見当たらない。

そこで、やむなく、藪がひどくて殆どロッドが振れず、これまで敬遠していた右の沢に入ってみることにした。

テンカラのようなロッド捌きで、ようやくポイントにフライを振り込んだ。
昼頃ではあったが、生憎の天気で、空はどんよりと曇っている。藪がひどいその沢は夕暮れのように暗くて、近くでもフライがよく見えない。


その時、スッとフライが消えたような気がした。合わせると軽い手ごたえがあった。

上がってきた魚を見て、一瞬、「えっ!ドジョウ?」と思った。それは17、8cmの痩せた真っ黒なイワナであった。

標高がそれほど高いわけでもないこの沢で、しかも晩春に、まだ、こんなにサビが残っているのだろうか?不審に思いながらも、さらにロッドを振った。

驚いたことに、その後に釣れてきた4、5匹とも痩せた真っ黒なイワナばかりであった。


昼なお暗いその藪沢で釣れる全身真っ黒なイワナ達に、何だか、薄気味が悪くなり、早々に釣りを切り上げた。

その後、その沢には足を向けていない。あの真っ黒イワナ達は細々とでも、生き延びているであろうか?


さて、本日は、冷え込みと水の濁りが激しく、午前中は魚の姿が殆ど見えなかった。
昼近くなって、魚の動きが若干活発になり、ちらほらと水面に姿が見えるようになった。
そこで、18〜12番のユスリカニンフ(の、つもり)を引いて誘ってみた。
その結果、かなり活発にフライを追うものもいることが分かった。あわせ切れで2匹ばらしたが、サクラマス5匹ほどをゲット。


さらに午後2時半頃から活発なライズが始まり、同様の方法で5匹をゲットした。
派手なライズは30分ほどで止んでしまったが、ポツポツとした微かなライズは続いた。

しかし、なかなかフライを食ってくれず、4時に切り上げた。
使用したティペットは5Xと6Xであったが、もっと細くし、20〜24番のフライを用いる必要があったのかもしれない。今度、試してみるつもり。

2008年12月09日(火) 07:37

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