本日の様子 3/10



植物プランクトンの発生も終息に向かっているようです。
透明度が回復してきました。


常連のH氏が昨日の状況とコラムを寄せて頂きました。いつもありがとうございます。

『フライと引き波』

2月9日(月)。曇り。風は殆どなし。寒さが和らいできた。ようやく、水の透明度が上がってきた。好釣の予感。
午前8時30分、釣りを開始。

いつものように、見える魚にフライをキャストしては引いて誘う釣りをしているときに、こんなことに気付いた。

時々、魚がフライではなく、その少し前方を追っているのである。極端な場合では、リーダーとティペットとの結び目辺りを追ってくる。最初、魚が追っているのは結びこぶの部分だと思っていた。しかし、どうやら違ったらしい。

使用しているフライは軽いとはいえ、水面下にある。一方、ティペットは沈みきらず、水面上にあることが多い。

目には見え難いが、沈んだフライと浮いているティペットとの境界に引き波が立っているらしい。魚達はこれを追っているようである。
リーダーとティペットとの境界も、また然り。もちろん、引き波ができる場所はフライの重さや引く速度によって変わってくる。こんなときは、引くのを止めると、魚達は何事もなかったかのようにどこかに行ってしまう。


それは夕闇迫る、ここ赤城FFでのこと。

いつものように、表層付近に見える魚の影を探しては、フライをキャスト。顔色を窺いながら、引いて誘う。
速く引くほうが効果的な魚。ゆっくり引くほうが効果的な魚。動かさずに止めておくほうが良い魚。様々である。そんな釣り方で既に数匹のサクラマスをゲットした。辺りは薄暗くなり、魚の姿は見えにくくなってきている。


最後の一匹を、と思い、5〜6m先に辛うじて見える、やや大き目の魚の影を目掛けてフライをキャスト。
ところが目測を誤り、フライは魚を大きく越え、1mくらい先のところに落ちてしまった。泳いでくる魚の直前を横切らせるために、かなりのスピードでフライを引く。

直ぐに追ってきた。ところが追っているのはフライのかなり前方。
よく見ると、高速で引かれてできるリーダーの中間辺りの激しい波、どうやら、それを追っているらしい。

後方にあるフライに気付かせるため、さらに引くスピードを上げる。魚も追ってくるスピードを上げる。岸から2〜3mに近づいたとき、魚は大きな口を開けて目に見えない幻の虫に飛びついた。

反射的に合わせ。もちろん、フッキングする筈はない。当惑した魚は空中に消えてしまった筈の虫を、もう一度、探すかのように大きくジャンプし、夕闇にまぎれて消えていった。これを機にその日の釣りを切り上げた。午後、5時を少し回ったところであった。
個性豊かな魚に出会うたびに、ますます、釣りの楽しさにはまり込んでゆく小生である。

さて、本日の様子。

ここのところ、池の水質が悪化して魚達の活性が落ち、会心の釣りができなかった。本日は、水が澄んできたためか、魚達は活発に表層を泳ぎ回っている。朝から、池のあちこちでライズがあり、断続的ではあるが、ライズは一日中続いた。

早速、ライズしている魚を狙ってフライをキャストしては引く。しかし、かなり神経質になっているらしく、なかなかバイトしてくれない。

時折、追ってくる魚もいるのだが、殆どが、フライの前方を追ってくる。引くのを止めると魚達は追いかける興味を失い、戻ってゆく。これでは、釣れる筈がない。どうやら、フライよりも引き波のほうが、美味そうに見えるらしい。
フライのサイズを14〜24番までいろいろと変え、最後に18番のフックに巻いたユスリカピューパのフライを試したところ、バイトするようになった。

20匹になったところで、本日の釣りを切り上げた。午後5時丁度であった。

これまで、ここ赤城FFで小生の釣り方で釣れるのは殆どがサクラマスであった。しかし、本日はサクラマスが3分の1で、残りは全てニジマスであった。どうやら、ニジマスの方が活性の回復が早かったらしい。サクラマスの活性が回復するのも時間の問題であろう。



2009年03月10日(火) 09:28

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